インターネット上の「怪しい広告」にドキッ…私が気を付けていること
インターネット上の情報、どれを信じれば良いのだろうか
最近、インターネットで何か調べものをしたり、ニュースを見たりする機会が増えました。とても便利な時代になったと感じています。一方で、インターネットの画面を見ていると、思わず「これは何だろう」「本当に大丈夫だろうか」と、ドキッとしてしまうような広告や情報に出会うことも少なくありません。
魅力的な誘い文句や、思わぬ大金が手に入るという話、健康に関する驚くべき情報などが目に飛び込んでくることがあります。最初は、これらの情報が本当なのかどうかの区別がつきませんでした。クリックしてみようか、登録してみようかと迷うこともありました。そういった情報を見るたびに、心がザワザワしたり、不安になったりすることが続きました。これが、私のデジタル疲れの一つだったように思います。
ドキッとした体験と、そこから学んだこと
以前、あるインターネットのサイトを見ていた時のことです。画面の端に「あなただけに特別なお知らせがあります」というような広告が表示されました。何だろうと気になってしまい、思わず指が動きそうになったのです。幸いなことに、その時は少し冷静になることができ、すぐにクリックはしませんでした。
家にいた娘に、その広告について話してみたところ、「お母さん、そういう広告は危ないことがあるから気を付けてね。すぐにはクリックしない方が良いよ」と教えてくれました。娘の話を聞いて、インターネットの世界には、残念ながら私たちを騙そうとするような情報もあるのだということを改めて知りました。それからは、インターネットを見ているときに怪しいと感じるものに出会うと、以前よりも不安が増してしまいました。
不安を減らすために、私が「気を付けていること」
どうすれば、この不安を少しでも減らすことができるだろうかと考えました。難しいことはできませんし、専門的な知識もありません。それでも、娘や友人から教えてもらったこと、自分で気付いたことをいくつか実践してみることにしました。私が今、心がけているのは、とてもシンプルなことです。
まず、「おかしいな」「何か変だな」と少しでも感じたら、すぐに画面を触らないということです。魅力的な言葉で誘われていても、まずは立ち止まるようにしています。
次に、表示されている内容を鵜呑みにしないように意識しています。たとえ有名な会社やサービスの名前が出ていたとしても、それが本物かどうかはすぐに分からないということを頭の片隅に置いておくようにしました。
そして、一番大切なのは、不安に感じたら、一人で抱え込まないということです。すぐに信頼できる家族や友人に相談するようにしています。「これはどう思う?」と尋ねてみるだけで、心が軽くなりますし、正しい情報を得られることもあります。
もし、すぐに相談できる人がいない場合は、一度その画面から離れることも大切だと気付きました。インターネットを閉じて、少し休憩する時間を持つようにしています。
小さな工夫で、安心感が生まれました
これらの小さなことを心がけるようになってから、インターネットを見ている時の不安が少しずつ減ってきました。もちろん、今でも怪しいと感じる広告や情報に出会うことはあります。でも、以前のようにすぐにドキッとして、どうしようと慌てることはなくなりました。
完璧に全てを避けられるわけではないと思いますし、新しい方法で私たちを惑わそうとするものも出てくるかもしれません。それでも、「すぐに触らない」「鵜呑みにしない」「誰かに相談する」、そして「困ったら一度離れる」という、ごく基本的なことだけでも知っていると、ずいぶんと安心感が違うと感じています。
インターネットは私たちの生活を豊かにしてくれる便利な道具です。必要以上に怖がる必要はありませんが、少し注意をして、自分を守る術を知っておくことは大切だと学びました。もし、同じようにインターネット上の怪しい情報に不安を感じている方がいたら、一人で悩まず、身近な誰かに話してみることから始めてみてはいかがでしょうか。きっと、心を軽くするヒントが見つかるはずです。